ネルシャツ分隊

ネルシャツ分隊の戯言

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ちょっとコメンテーターがだらしないわ

『朝まで生テレビ』観てないんですけど、いろいろ聞くと結局橋下さんの株だけ上がったみたいですね。
まあそれも仕方ないと思います。
というのも橋下さんが喧嘩が強いからではなくて、反橋下論者の方々が喧嘩の仕方を知らないのが大きな原因なのではないかな、と思うからです(『朝まで~』は観てませんが、大阪に住んでるのでディベートはそれなりに観てます)。

反対論者の敗因その1。
本当に喧嘩になるとは思ってなかった。

まず彼らのほとんどがテレビで何事かを言わなければいけない職業の人物です。彼らの大抵は世間に対して何か警鐘を鳴らすことが義務だと思っている人や所属する業界や組織に忠実な人で、その妙なしがらみから反対というほどでもない懐疑的な意見を投じたのだけなんですが、橋下本人がマジで噛みついてくるという想定外の事態に陥ってしまった。
喧嘩の極意は先手必勝です。というか勝算があるかないかの判断力です。
橋下さんはあると踏んで喧嘩を買った。反対論者の人は売った覚えのない喧嘩を買われてびっくりしている。
プロレスで例えるならブック(あらかじめ勝敗を決めている)の試合だったのに、突然セメントマッチ(真剣勝負)になっちゃった的な準備不足感は反対論者にはありありですね。

反対論者の敗因その2
橋下さんは負けようがない。

上に書いたように、なぜ橋下さんは自分に勝算があると踏んだのか。これが重要な点で、個人的には負けようがなかったからだと思います。それはなぜか。
あくまで橋下さんの考える政治の世界というは実務的な世界で、なにをどのように行うか(もしくは行ったか)のみで判断されるべき世界で、その点で言えば橋下さんには落ち度はない。
といっても彼が行ったことが完璧というわけではなくて、いまだ功も罪も見えていない、その為にはもう少し時間がかかるという状態で、ともかくいまは特に大きな問題も起きていない。つまり反駁しようがない状態です(WTCはどうかと思いますが…)。
彼のよくいう対案出して下さいという言葉は負け惜しみでも何でもなく、本当にそう思っている気がします。教育基本条例やらのプロジェクトの決定のプロセスを見ていると、納得した意見はすんなり取り入れている気がしますし。

他方、反対論者の方々は何か言わなければいけないというしがらみから苦し紛れの反論、というよりはちょっとした不安みたいなものを言っていただけなので、自分たちが勝ちようのない喧嘩をしていることすら知らなかったのではないか、と思います。

香山リカさんのブログなんかで「精神科医に対案など出せるわけもなく」的なコメントがありましたが、あれはかなり致命的なコメントだと思いました。
橋下さんは彼女が対案なんか持ってないのを承知でそういっているんですよね。結局どうしたところで彼女はそこで詰まってしまう。

あと、これ重要な点ですが、コメンテーターの方々は別に勝たなくてもいいと思っている。そういう習慣すらない。
彼らはちょっと気の利いたことが言えて自分の立ち位置を知ってもらえればいいわけですから、別に勝たなくてもいい。そういう風に出来てると思います、あの業界は。

これまで政治といえば妙なイデオロギーの対立が前景化しがちでしたが、橋下さんのように、じゃあ対案出してよ、とかを言い続けることでいままでのイデオロギー優先の政治というのが封殺されてゆくような気がします。
日本の政治の党利党略ばかりで物事がちっとも進まないカフカの小説みたいなところがもう少しマシな状況になるのではないか、そして香山リカさんのようなコメンテーター職の方々も口だけ出している安穏とした状況ではいられないのではないかと思います。
それはそれでいいことだと思います。
きちんと勉強して具体的な発言をする。それなしで警鐘だけ鳴らしてるのはただのオオカミ少年ですしね。
少しはマシなコメンテーターが出てきてくれることを期待します。




これは個人的な印象ですが、よく国粋主義者のような扱いを受けている橋下さんですが、イデオロギー的にはそういうところもあるかもしれませんが、やってることはマルクス主義者みたいなところがあると思うんですよ。もちろん他にも色んなものが混ざっていると思います。
ただ、条例を変えたり、学区を撤廃したり、学費を無料にしたり、WTC買って庁舎を移転しようとしたり、府を都に変えようとしたり、まず最初に下部構造を決定して上部構造を実現しようとするあたりが、マルクスの「下部構造が上部構造を規定する」みたいな考え方をすごく感じます(マルクス主義者というのは共産主義者とはちょっと違います。ネグリや中井正一とかはマルクス主義者ですね)。
民主主義の実現も口で唱えるお題目というよりも選挙や議会の制度によって規定されるものだと考えている気がします。
だからハシズムだとか独裁だとか言われても、自分は現行の民主主義的手続きに則って決定された首長なんだと気にも止めないんでしょう(実際、独裁ではないですけど)。
たぶん口で唱えるイデオロギーなんかケツを拭く紙にすらなりゃしない、とでも思っているんじゃないでしょうか(実際、紙ですらないですが)。
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| yankulfski | 01:04 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

KJさん次は『ステマ』についての評論願います

| かぐら | 2012/02/05 02:36 | URL |

条例を変えたり、学区を撤廃したり、学費を無料にしたり、WTC買って庁舎を移転しようとしたり、府を都に変えようとしたりってのがマルクス主義でいう「下部構造」にあたるの?

| D13 | 2012/02/05 03:16 | URL |

>かぐら
私は橋下のステマじゃありません。

>D13
条例、学区、学費、庁舎などはマルクス主義でいわなくても下部構造でしょ。そこばっかり弄ってあとはそれについて来させる、というスタンスが目立つ。

| yankulfski | 2012/02/05 10:16 | URL |















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